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　水資源機構は、建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）の普及・活用に向けた国土交通省の官民施策パッケージの取り組みを踏まえ、２０２１年度からＣＣＵＳモデル工事を試行することにした。４月１日以降に契約手続を行う本社契約の土木一式工事のうち１件を発注者指定の「ＣＣＵＳ義務化モデル工事」とする。また、これ以外の本社契約の土木一式工事を原則として受注者希望の「ＣＣＵＳ活用推奨モデル工事」とする。
　発注者指定のＣＣＵＳ義務化モデル工事では、カードリーダーの設置費用をはじめ、現場利用料（カードタッチ費用）を、実績に基づき発注者が負担する。また、平均登録事業者率などの目標の達成状況に応じて工事成績評定を加点あるいは減点する。
　一方、受注者希望のＣＣＵＳ活用推奨モデル工事では、カードリーダー設置費用と現場利用料は受注者が負担。目標の達成状況に応じて工事成績評定を加点する。

提供：建通新聞社