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2021/02/15

民間建設投資 1〜3月期は48・2%減

 建設物価調査会が行った民間企業設備投資動向調査によると、1〜3月期に計画されていた民間建設投資が前年同期比48・2%減と大幅に落ち込む見通しだ。特に、資本金10億円以上の大企業が50・2%減と前年同期の投資を大きく下回る計画を立てている。
 資本金階層別に見ると、資本金10億円以上の見通しは50・2%減。製造業が35・5%減、非製造業が51・6%減といずれも建設投資に消極的な姿勢を示している。一方、資本金1〜10億円の中堅企業は11・4%増と投資を伸ばしており、製造業が99・8%増、非製造業が11・2%減となっている。
 投資区分別では、事務所・店舗が48・0%減と大幅に減少しているものの、インターネット通販の需要拡大に伴い、倉庫・工場が10・8%増と投資を伸ばしている。

提供:建通新聞社