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　厚生労働省は11月27日付で、日本建設業連合会など建設関連団体を含む業種別事業主団体、労使団体などの経済団体に対し、新型コロナウイルス感染症の職場における予防措置を積極的に実施するよう依頼した。４月に事業主向けに公表した「職場における新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するためのチェックリスト」を改定し、冬場でも確実に換気する方策を記載。チェックリストを活用し、安全な職場環境を整備するよう求めている。
　職場の換気改善に向けた方策では、厚労省が27日に公表したリーフレット「冬場における『換気の悪い密閉空間』を改善するための換気の方法」の活用を促している。
　「居室の温度18度以上かつ相対湿度40％以上」を維持しつつ、窓を開けて適切に換気を行う他、ＨＥＰＡフィルタ付き空気清浄機を活用することが有効だとした。
　この他、雇用調整助成金の期限を12月末から２０２１年２月末まで延長しており、同制度も活用して従業員の雇用を維持するよう求めている。

提供：建通新聞社