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中央ニュース
2020/10/30
平成元年度以降で最低水準 20年度上期の生コン出荷
全国生コンクリート工業組合連合会（全生連、吉野友康会長）と同協同組合連合会（同）のまとめによると、２０２０年度上期（４～９月）の全国での生コン出荷量は、前年同期比５・７％減の３８４０万９０００立方㍍だった。同期のマイナスは３年連続のマイナスで、１９８９年度（平成元年度）から現在の統計を取り始めて最も低い水準になった。首都圏で工事が端境期に当たったことや、７月豪雨などの天候不順が影響した。
官公需は前年同期比２・６％減の１４２７万立方㍍と３年連続で減少。民需は７・５％減の２４１３万８０００立方㍍で、２年連続のマイナスとなった。
地区本部別の出荷は▽北海道１８６万２１５０立方㍍（前年同期比３・０％減）▽東北３２９万２１１７立方㍍（10・６％減）▽関東一区９４５万５９７３立方㍍（６・６％減）▽関東二区２９６万２４９５立方㍍（４・５％増）▽北陸２１３万３０７９立方㍍（10・５％減）▽東海４４０万６５０３立方㍍（５・５％減）▽近畿５３３万０２２８立方㍍（２・３％減）▽中国２２５万９７０９立方㍍（３・４％減）▽四国１５３万３６９４立方㍍（１・６％減）▽九州５１７万２６１９立方㍍（10・６％減）―。
前年同期を上回ったのは関東二区のみ。長野県を中心とした、昨年の台風19号の災害復旧工事でのまとまった需要が増加に寄与した。
東北は震災復興工事の需要の終息、北陸は新幹線工事の反動でいずれも二桁の減少となった。九州も、熊本地震の復旧工事の反動や、７月豪雨の影響で二桁のマイナスになった。
全生連では当初、20年度の出荷を７９００万立方㍍と見込んでいたが、このまま推移すると７７００万～７８００万立方㍍になる公算が高いとみている。
提供：建通新聞社
官公需は前年同期比２・６％減の１４２７万立方㍍と３年連続で減少。民需は７・５％減の２４１３万８０００立方㍍で、２年連続のマイナスとなった。
地区本部別の出荷は▽北海道１８６万２１５０立方㍍（前年同期比３・０％減）▽東北３２９万２１１７立方㍍（10・６％減）▽関東一区９４５万５９７３立方㍍（６・６％減）▽関東二区２９６万２４９５立方㍍（４・５％増）▽北陸２１３万３０７９立方㍍（10・５％減）▽東海４４０万６５０３立方㍍（５・５％減）▽近畿５３３万０２２８立方㍍（２・３％減）▽中国２２５万９７０９立方㍍（３・４％減）▽四国１５３万３６９４立方㍍（１・６％減）▽九州５１７万２６１９立方㍍（10・６％減）―。
前年同期を上回ったのは関東二区のみ。長野県を中心とした、昨年の台風19号の災害復旧工事でのまとまった需要が増加に寄与した。
東北は震災復興工事の需要の終息、北陸は新幹線工事の反動でいずれも二桁の減少となった。九州も、熊本地震の復旧工事の反動や、７月豪雨の影響で二桁のマイナスになった。
全生連では当初、20年度の出荷を７９００万立方㍍と見込んでいたが、このまま推移すると７７００万～７８００万立方㍍になる公算が高いとみている。
提供：建通新聞社
