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中央ニュース

2020/07/16

建設業の景況感 マイナス傾向が強まる

 北海道・東日本・西日本建設業保証は、2020年度第1回建設業景況調査(20年4〜6月実績)の結果をまとめた。地元建設業界の景況判断指数(BSI値)はマイナス12・0となり、前期からマイナス幅が3・5ポイント拡大。16年10〜12月以降で最もマイナス幅が大きくなっている。
 建設業景況調査は、建設業者の景況感を指数で数値化したもの。今回の調査には2328社(有効回答率90・5%)が答えた。
 地元建設業界のBSI値は3・5ポイントマイナス幅が拡大し、マイナス12・0と悪い傾向が強まった。地区別では北陸がマイナス16・0と最もマイナスが大きくなっている。受注総額は5・0ポイント減のマイナス13・5で、官公庁工事が1・5ポイント減のマイナス9・5、民間工事が4・5ポイント減のマイナス15・5だった。
 経営上の問題点としては、「人手不足」と回答する企業が65・1%で最多。「従業員の高齢化」が53・9%、「受注の減少」が48・4%と続いている。

提供:建通新聞社