トップページお知らせ >中央ニュース

お知らせ

中央ニュース

2020/04/15

緊急事態宣言 直轄工事の一時中止は80件

 国土交通省は、新型コロナウイルスの緊急事態宣言後に受注者が一時中止を申し出た直轄工事が約100件、業務が約600件あったと発表した(4月10日時点)。宣言の対象地域である7都府県では、このうち工事約80件、業務約230件が一時中止を申し出ている。
 政府の新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針では、緊急事態宣言の対象地域でも「河川・道路などの公物管理」と「公共工事」の事業継続を求めている。国交省の直轄事業では、受発注者が協議して一時中止を決めるとしており、発注者が契約済みの工事・業務の受注者に意向を確認していた。
 10日時点で一時中止を申し出た工事は稼働中の約6000件の直轄工事のうち100件(2%)、業務は約4000件のうち600件(15%)だった。緊急事態宣言の対象地域である7都府県でみると、工事は稼働中の約1000件のうち80件(8%)、業務は約700件のうち230件(33%)だった。

提供:建通新聞社