トップページお知らせ >中央ニュース

お知らせ

中央ニュース

2020/03/26

19年の土砂災害 過去4番目の1996件

 国土交通省は、2019年の土砂災害発生件数が1996件(確定値)となり、1982年の集計開始以降で4番目に高い水準になったと発表した。台風19号に伴う土砂災害は20都県で952件発生し、04年の台風23号の800件を上回り、台風による土砂災害としては最多となった。
 19年の土砂災害発生件数は、集計開始以降の平均発生件数(1081件)と比べ約1・8倍。月別では、台風19号などが発生した10月が1184件と最も多く、7月309件、9月の134件、6月の62件が続いた。
 発生した土砂災害の内訳は、土石流478件、地すべり99件、がけ崩れ1419件。人的被害は死者22人・行方不明者1人、人家被害は535件(全壊77戸、半壊74戸、一部損壊384戸)。

提供:建通新聞社