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2020/02/05

CCUS 長野県が4月から加点評価

 長野県は、4月以降に公告する県発注工事の総合評価方式で、建設キャリアアップシステム(CCUS)を活用する入札参加者を加点評価することを決定した。国土交通省によると、都道府県発注工事でCCUS活用を加点評価するのは山梨県に続き2例目だという。
 県発注工事の総合評価の評価項目に「CCUSを活用することを誓約する者」を追加。現場にカードリーダーを設置して技能者の就業履歴を蓄積したり、作業員名簿・施工体制台帳の作成などの現場管理に活用する入札参加者を加点する。
 対象工事は、総合評価が適用される予定価格8000万円以上の建設工事で、活用を誓約した入札参加者に0・25点を加点する。
 CCUSに登録した入札参加者に対する加点措置は、昨年10月に山梨県が全国で初めて導入。福岡県も21・22年度の入札参加資格審査で評価している。また、国交省は経営事項審査の審査基準を改正し、4月からCCUSを活用した建設技能者の能力評価制度で、最高位のレベル4とレベル3の技能者が所属する企業を加点するとしている。

提供:建通新聞社