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2020/01/15

2019年の建設業の倒産 前年と同数に

 帝国データバンクがまとめた全国企業倒産集計によると、2019年の建設業の倒産件数は18年と同じ1414件だった。建設業の倒産件数は18年まで10年連続で減少していたが、19年は横ばいとなった。ただ、18年は00年以降で最小を記録しており、前年に続き倒産件数は低い水準で推移した。
 建設業の業種別の倒産件数は、総合工事業が前年比9・8%増の583件、職別工事業が0・2%減の576件、設備工事業が16・7%減の255件となった。職別工事業と設備工事業は前年に続き減少したが、総合工事業が増加に転じた。
 全産業の倒産件数は3・6%増の8354件で2年ぶりに増加。負債総額は13・0%減の1兆4135億8500万円となり、00年以降で最小を記録した。

提供:建通新聞社