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　赤羽一嘉国土交通相は１月７日の閣議後の会見で、ＩＲ（統合型リゾート）誘致を巡る汚職事件について「ＩＲ整備の趣旨と今回の事件は別だと考える」と述べた上で、「手を挙げている地方自治体が申請に向けて準備を進めている。今の時点で（スケジュールの）変更は考えていない」との考えを示した。
　政府は、昨年11月にパブリックコメントを行ったＩＲ整備法の基本方針案で、区域整備計画の認定申請を２０２１年１月４日〜７月30日に受け付けるとしていた。申請された計画を審査し、全国３カ所程度の計画を認定する。
　１月７日には、ＩＲ事業に参入する事業者を審査、監督する「カジノ管理委員会」も発足した。赤羽国交相は今回の汚職事件を巡り「われわれも説明責任を求められる。公平性と透明性を確保しつつ、丁寧に取り組みたい」と強調した。

提供：建通新聞社