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2019/09/05

CCUS 技能者登録が10万人突破

 建設キャリアアップシステム(CCUS)に登録した技能者数が10万人を突破した。8月31日時点の技能者登録は10万0916人で、事業者登録も2万0312者となった。CCUSの登録は、これまで手続きの長期化が課題になっていたが、建設業振興基金は7月以降、申請者に通知して修正を求めていたインターネット申請の不備を振興基金自らが修正できるようにし、カード発行までの期間短縮を図っている。
 都道府県別の技能者登録数は、東京都が1万1274人と最多で、神奈川県の7561人、埼玉県の7112人、大阪府の6545人、千葉県の6352人、愛知県の5961人など順に多い。事業者登録も、東京都の3448者が最も多く、大阪府の1768者、神奈川県の1520者、愛知県の1474者、埼玉県の1381者などが続いている。
 技能者登録の約9割を占めるインターネット申請では、申請内容に不備があると、申請者に不備の内容を通知し、申請者本人に修正を依頼していた。このため、1度修正が発生するとカード発行までの期間が延長してしまい、そのことが登録の遅れにつながっていた。
 この7月からは、社会保険や保有資格などの証明書類で確認できれば、振興基金が不備を補正。申請者に差し戻す手間を省略し、登録手続きの短縮を図った。4月には、事業者・技能者に代わって行政書士が登録手続きを行えるよう申請書類を見直しており、登録手続きの円滑化を図っている。

提供:建通新聞社