建設業振興基金は、建設キャリアアップシステム(CCUS)の登録方法などを解説する説明会を全国で開催する。9月〜12月に全国47会場でCCUSの技能者登録・事業者登録、CCUSを活用した「建設技能者の能力評価制度」などについて説明する。参加費は無料。8月7日からCCUS専用ホームページ(https://www.ccus.jp/)で参加申込の受け付けを始めた。
技能者100万人、事業者13万社の登録を目指し、全国46都道府県(富山県は富山県建設業協会などの独自開催)の47会場(北海道は札幌市・旭川市の2都市開催)でシステムについて説明、登録を呼び掛ける。
説明会ではまず、国土交通省がCCUS構築の意義や効果などを説明。
システムの登録情報を活用した「建設技能者の能力評価制度」と「専門工事企業の施工能力の見える化制度」(企業評価制度)についても解説する。
振興基金は登録申請のポイントや現場での運用方法などを説明。現場運用に必須の就業履歴登録アプリ「建レコ」のデモンストレーションも行う。
説明会では、CCUSの事業者・技能者登録が義務付けられている特定技能外国人の受け入れについても解説する。受け入れ基準を見直し、2020年1月からCCUSの登録を義務付ける技能実習制度も説明する。
各会場の日程・場所はCCUS専用ホームページに掲載している。
提供:建通新聞社