国土交通省は、2018年度末時点の建設関連業登録業者数を発表した。測量業は前年度比1・0%減の1万1800者で、業者数がピークだった03年度末から15年連続の減少。建設コンサルタントは0・5%増の3963者、地質調査業は0・2%減の1274者だった。
測量業の新規登録業者は283者、廃業が195者、更新切れが205者だった。登録業者数が最も多かった03年度(1万4750者)と比べ、20・0%減少したことになる。資本金階層別では、「1000万円以上2000万円未満」がピークより30・5%減少しており、最も減少幅が大きい。
建設コンサルタントは新規登録が160者、廃業が24者、更新切れが117者となり、前年度末よりも登録業者数が19業者増えた。ピーク時(05年度末、4214者)との比較では6・0%減と測量業よりも減少幅は小さい。地質調査業は新規登録が19者、廃業が16者、更新切れが6者で、登録業者数は3業者減った。05年度末のピーク時との比較では8・3%の減少となっている。
提供:建通新聞社