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　国土交通省は７月２日、森昌文事務次官の後任に藤田耕三国土交通審議官、菊地身智雄技監の後任に山田邦博内閣官房内閣審議官・国土強靱（きょうじん）化推進室次長を充てる幹部人事を発表した。由木文彦国土交通審議官は留任し、栗田卓也総合政策局長と藤井直樹大臣官房長が新たに国土交通審議官に就任する。大臣官房長には野村正史土地・建設産業局長が就く。９日に発令する。
　局長級では、総合政策局長に蒲生篤実鉄道局長、国土政策局長に坂根工博大臣官房審議官（総合政策局、土地・建設産業局）、土地・建設産業局長に青木由行都市局長、都市局長に北村知久大臣官房建設流通政策審議官が就任。
　水管理・国土保全局長には五道仁美大臣官房技術審議官、住宅局長に眞鍋純大臣官房審議官（住宅）、港湾局長に��田昌行東北地方整備局長が就く。池田豊人道路局長は留任する。
　藤田耕三氏（ふじた・こうぞう）東京大学法学部卒。82年運輸省入省。大臣官房総務課長、総合政策局公共交通政策部長、大臣官房総括審議官、鉄道局長、総合政策局長、大臣官房長を経て18年７月から現職。大分県出身。59歳。
　山田邦博氏（やまだ・くにひろ）東京大学大学院工学系研究科（土木）修了。84年建設省入省。関東地方整備局河川部長、水管理・国土保全局治水課長、大臣官房技術審議官、近畿地方整備局長、水管理・国土保全局長などを経て18年７月から現職。愛知県出身。60歳。

提供：建通新聞社