4月に本運用を開始した建設キャリアアップシステム(CCUS)の登録件数が4月26日時点で技能者2万9752件、事業者1万0998件になった。4月に入って登録手続きがスムーズに進み、単月の登録件数は、技能者登録が前月の2・6倍、事業者登録が3・4倍に伸びた。技能者登録の申請件数も3月に続いて1万人を超えた。
4月のCCUSの登録件数は、技能者登録が1万2044件、事業者登録が3219件。昨年の登録開始以降、登録手続きの遅れが指摘されていたが、3月の登録実績と比べると、技能者登録が4662件の2・6倍、事業者登録が943件の3・4倍に登録件数が増えた。
4月の申請件数は、技能者登録が1万3053件、事業者登録が2291件。いずれも3月実績を下回ったものの、2月以前と比べると高い水準を維持している。
都道府県別の登録件数(4月30日時点)は、技能者登録の上位が▽東京都3465件▽神奈川県2216件▽埼玉県2051件▽千葉県1990件―と首都圏に集中。事業者登録も東京都が2005件と最多で、大阪府の905件、神奈川県の792件が続いた。
提供:建通新聞社