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2019/03/19

道路構造令に「自転車通行帯」

 国土交通省は、道路構造令に「自転車通行帯」を新たに規定するための政省令案をまとめた。車道部に幅員1・5b以上を確保することを求め、地形の状況などに応じて1bまで縮小することも認める。政省令は、意見募集を経て4月下旬に公布・施行する予定。
 道路構造令に基づく自転車道では、幅員2b以上の確保を求めており、用地確保などが必要になる事情から整備が進まない事例が多い。近年は幅員が1・5b以上で済む、道路交通法の「普通自転車専用通行帯」の整備が進み、交通事故が減少する効果も確認されている。
 道路構造令でも、「普通自転車専用通行帯」と同じ幅員1・5b以上を要件とする「自転車通行帯」を新たに規定。道路の地形などの状況によっては、幅員1bまで認める特例も設け、整備を加速させる。

提供:建通新聞社