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2018/11/19

16作品に栄誉 BCS賞表彰式

 日本建設業連合会(日建連、山内隆司会長)は11月16日、第59回BCS賞表彰式を東京都内のホテルで開いた。特別賞1件を含む16件の作品の建築主と設計者、施工者に山内会長が表彰状を手渡した=写真。
 BCS賞は、供用後1年以上経過した建築物を対象に、計画・設計・施工・管理・運営を総合的に評価する。今回は73件の応募作品の中から選んだ。
 山内会長は「地域特性に寄り添った多彩な建築が選ばれた。今後、地域社会の財産になることを願っている」とあいさつした。
 また、選考委員を代表して竹内徹東京工業大学教授が選考経過を説明。受賞作品について「地域活性化を具現化した作品や、企業の姿勢を世の中に示す作品など、建築主のこだわりが感じられる作品が目立った」と話した。
 受賞者を代表して「多治見市火葬場 華立やすらぎの杜」の建築主である岐阜県多治見市の古川雅典市長があいさつに立ち、市長に就任して以来、良い公共施設を造ろうと「出張先などで多くの建物を見て、触れてきた」と話した。さらに、受賞作品の火葬場の建設で、地元住民の理解を得るため30回の説明会を重ねたことなどに触れ、「今回の授賞で、これまでの苦労が吹き飛んだ」と受賞の喜びを語った。

提供:建通新聞社