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2018/11/12

上半期の受注 前年同期比1・8%増

 国土交通省の建設工事受注動態統計調査報告によると、全国の建設会社が2018年度上半期(4〜9月)に受注した工事の総額は41兆2933億円となり、前年同期と比べ1・8%増加した。元請け受注高のうち、公共工事の受注は5・4%減と前年同期を下回ったが、製造業からの受注が好調だった民間工事が2・7%増と前年同期の減少から増加に転じた。
 18年度上半期の元請け受注高は0・4%増の28兆1377億円、下請け受注高は4・9%増の13兆1557億円だった。公共機関からの受注は5・4%減の7兆4026億円、民間からの受注は2・7%増の20兆7351億円。
 1件500万円以上の公共工事の受注総額は7・3%減の6兆9898億円で、このうち国の機関からの受注は7・2%減の2兆2520億円、地方の機関は7・3%減の4兆7378億円といずれも減少した。
 民間からの受注のうち1件5億円以上の建築・建築設備工事の受注総額は2・6%増の4兆6237億円で、製造業からの受注が36・6%増の1兆0197億円と大きく伸びた。一方、民間の土木工事・機械装置等工事(1件500万円以上)は8・8%増の3兆4154億円。こちらも製造業からの受注が14・6%増の1兆0562億円と大幅に増加した。

提供:建通新聞社