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　厚生労働省の上野宏史政務官は、政府を代表してオランダ（アムステルダム）で開催されたワールドスキルズインターナショナル（ＷＳＩ）の総会に出席し、２０２３年に開催される「技能五輪国際大会」の日本への招致に向けて立候補することを正式に表明した。23年大会には日本のほかにフランスも招致に名乗りを挙げた。開催地は、19年８月にロシア連邦（カザン）で開催される総会での投票によって決定される。
　政府が16年６月に閣議決定した「日本再興戦略２０１６」の中で、「技能五輪国際大会の日本への誘致に向けた具体的な方策を検討し、17年度年央までに結論を得る」としたことを受けて厚労省は、17年１月に「技能五輪国際大会誘致に向けた検討会（座長、赤松明・ものつくり大学学長）」を設置。検討の結果、23年の技能五輪国際大会の愛知県への招致に向けて立候補することを決定していた。

提供：建通新聞社