土木学会(小林潔司会長)は「土木広報大賞2018」の最優秀賞に、フォーラム・シビル・コスモス(FCC、大阪府)の“どぼくカフェ”を選定した。
この賞は、優れた土木に関する広報活動や作品を顕彰することを目的に創設したもので、初の選考となる今回は、同賞選考委員会(委員長、田中里沙事業構想大学院大学学長)が日本全国から寄せられた99件の応募の中から最優秀賞1件、優秀賞2件、準優秀賞5件、審査員賞8件の合計16件を選んだ。表彰式は11月12日に土木学会で行う。
優秀賞、準優秀賞、審査員賞の受賞者は次の通り。
【優秀賞】
▽CON!CON! 富士山の体積を図る「アイデア」大募集! <静岡県建設コンサルタンツ協会>(静岡県静岡市) ▽ワクワク土木土木(ドキドキ)デミーとマツの驚き土木体験イベント <噂の土木応援チーム デミーとマツ>(福岡県福岡市)
【準優秀賞】
▽「ドボク模型」により土木をわかりやすく伝える広報活動<藤井基礎設計事務所>(島根県松江市)
▽官民の壁を打ち破り、土木が地域の未来をつくる。「静岡どぼくらぶ」<静岡県>(静岡県葵区)
▽出島表門橋架橋プロジェクト広報活動「DEJIMA AGAIN」<DEJIMA BASE・NEY & PARTNERS JAPAN>(長崎県長崎市、東京都渋谷区)
▽やんばツアーズ<国土交通省関東地方整備局 八ッ場ダム工事事務所>(群馬県吾妻郡)
▽ツタワルドボク<ツタワルドボク>(福岡県福岡市)
【審査員賞】
▽インフラツアーポイントガイド<国土交通省 東北地方整備局>(宮城県仙台市)
▽語りつぐ天竜川<国土交通省 中部地方整備局 天竜川上流河川事務所>(長野県駒ヶ根市) ▽稲むらの火の舞台で世代を越えて伝わる津波防災への想い「広村堤防と津浪祭」<和歌山県広川町>(和歌山県有田郡)
▽土木系学生のためのコンクリートカヌー大会<土木学会関東支部>(東京都新宿区)
▽土木技術者を目指す女性のための就職支援冊子「Civil Engineerへの扉2017年版」<土木技術者女性の会>(東京都渋谷区)
▽冊子『国道211号啓開の記録』<国土交通省 九州地方整備局 北九州国道事務所>(福岡県北九州市)
▽パンフレット「信州の土木 魅力のマップ」の発刊と活用の取り組み<土木・環境しなの技術支援センター>(長野県長野市)
▽やまかわさとみ(山川里海)の新作狂言<やまかわさとみ事務所>(愛知県津島市)
提供:建通新聞社