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2018/10/04

西日本豪雨等 災害復旧費75億を緊急措置

 国土交通省は、西日本豪雨などで被害を受けた地域に「災害対策等緊急事業推進費」として国費74億6500万円(事業費82億7400万円)を配分することを決めた。河川の溢水・内水被害、崖崩れの被害を受けた22地域で、再度災害を防止する洪水対策や崖崩れ対策の予算を緊急措置する。
 災害対策等緊急事業推進費は、年度途中に発生した自然災害で被災した地域などに対し、当初予算で対応できない対策費を支援する制度。西日本豪雨などの災害で被災した地域に、原形復旧と再度災害防止のための災害復旧費を支援する。
 推進費を配分した地域は次の通り。
■河川の溢水・内水対策
 ▽石狩川水系石狩川(北海道)▽雄物川水系雄物川(秋田県)▽菊川水系牛淵川(静岡県)▽由良川水系由良川(2件、京都府)▽円山川水系円山川(兵庫県)▽加古川水系加古川(兵庫県)▽大和川水系佐保川(奈良県)▽江の川水系江の川(島根県)▽太田川水系三篠川(広島県)▽江の川水系馬洗川(広島県)▽遠賀川水系遠賀川(福岡県)▽筑後川水系筑後川(福岡県)▽六角川水系牛津川(佐賀県)▽馬場目川水系馬踏川(秋田県)
■崖崩れ対策
 ▽一般国道191号(広島県)▽一般国道438号(徳島県)▽一般国道388号(宮崎県)▽一般県道越前織田線(福井県)▽一般県道佐田八神線(島根県)▽市道舞木蒲郡線(愛知県)▽和歌公園(和歌山県)

提供:建通新聞社