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2018/06/19

営業利益率は8・7% 日建連44社

 日本建設業連合会(日建連、山内隆司会長)は、法人会員のうち3月決算の上場会社など、5月末時点で個別財務諸表を公開・開示している44社の2017年度の決算状況をまとめた。売上高の総額は前年度比3・0%増の12兆4310億円。「公共・民間投資とも底堅く推移し」(日建連)、3年連続して12兆円を超えた。営業利益は10・9%増の1兆0770億円で、売上高営業利益率は前年度より0・6㌽上昇して8・7%になった。
 売上高営業利益率は、10%以上が5社、8%〜10%未満が8社、6%〜8%未満が15社、4%〜6%未満が11社、2%〜4%未満が4社、2%未満が1社。44社の単純平均は7・0%だった。2・5%だった4年前の13年度と比べ4・5㌽上昇した。
 完成工事高は11兆9430億円。4年連続して11兆円を超えた。完成工事総利益は1兆6140億円で、過去5年間で最高となった。日建連では「完成工事高が堅調に推移したことに加え、採算重視の受注戦略が定着したことなどが要因」とみている。完成工事総利益率は13・5%で、前年度より0・8㌽上昇した。44社の完成工事総利益率の単純平均は12・3%。7・2%だった13年度と比べ5・1㌽改善した。

提供:建通新聞社