国土交通省は、空き家対策を担う専門人材の育成を支援する「空き家対策の担い手強化・連携モデル事業」の提案募集を開始した。空き家の所有者が抱える相続、解体、売買などの相談にワンストップで対応できる人材の育成、相談体制の構築に対し、必要経費を補助する。6月25日まで提案を受け付け、7月中に採択事業を決める。
支援対象は市区町村や民間事業者。空き家対策を全国で加速させるため、多様な相談(管理、相続、解体、賃貸など)に対応できる人材の育成、専門的な人材(弁護士、建築士、建設・解体業者など)が連携した相談体制の構築を支援する。
合わせて、空き家の発生抑制、除却、利活用に関する先進事例も支援対象とし、成果を全国に展開する。
事業期間は2018〜20年度の3カ年。問い合わせ先は、価値総合研究所 電話03(5205)7903
提供:建通新聞社