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2018/03/19

採用なしが5割超 厳しい人材確保

 全国中小建設業協会は会員アンケートで、技術者と技能者の採用状況などについても聞いた。2016〜17年度の平均で、採用のなかった会社が半数以上を占め、採用した会社の場合も、採用人数は大半が1人にとどまり、人材確保に関して厳しい状況が続いていることが分かった。692社が回答した。
 技術者を採用した会社は48・3%で、51・7%は採用がなかった。採用した会社の採用人数ごとの割合は1人が67・9%で最も多かった。2人が15・7%、3人が7・3%、4人が3・1%、5〜9人が4・8%、10人以上が1・2%だった。
 技術者として女性を採用した会社は16年度は33社(37人)、17年度は28社(31人)と少数だった。
 技能者を採用した会社は29・9%。70・1%では採用がなかった。採用した会社の採用人数ごとの割合は1人が74・4%を占めた。2人が15・7%、3人が5・3%、4人が1・2%、5〜9人が3・4%だった。
 技能者として女性を採用した会社は16年度は6社(6人)、17年度は14社(17人)だった。
 18年度に技術者の採用を予定している会社は全体の41・9%、技能者は18・5%。採用人数はいずれも1人が約半数を占めている。
 また、16年度の正社員の年代別の離職者数は「10〜20代」が25・2%で最も多かった。離職者の離職までの就業年数については、3年以内と回答した会社が59・1%を占めた。離職前の教育(複数回答)では、OJTが30・4%で最も多かった。しかし、「何もしていない」が28・2%あり、「合同研修会に参加させた」の20・0%を上回った。
 離職の主な理由(複数回答)は「本人が職場に不向きと判断」が21・2%で最も多く、「給与への不満」(11・0%)、「人間関係」(10・5%)、「休暇が少ない」(9・4%)、「労働時間が長い」(7・6%)、「作業がきつい」(7・3%)などを上回った。離職防止でのミスマッチの排除の重要性を示す結果となった。
 担い手確保のための取組み(複数回答)では、「資格取得支援」(24・4%)や「仕事内容・資格・勤務年数に応じた賃金体系」(15・6%)が多かった。

提供:建通新聞社