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2018/01/18

建設業の倒産件数 9年連続で減少

 帝国データバンクがまとめた全国企業倒産集計によると、2017年の建設業の倒産件数は前年比1・4%減の1571件となった。倒産件数の減少は9年連続となる。総合工事業、設備工事業の倒産件数は前年を下回ったが、職別工事業は3・6%増となり、6年ぶりに倒産件数が前年を上回った。
 建設業の倒産件数は、総合工事業が6・2%減の604件、設備工事業が1・5%減の329件といずれも減ったが、職別工事業は3・6%増の638件に増えた。
 全産業の倒産件数は2・6%増の8376件と8年ぶりに増加したものの、個人消費の緩やかな回復や企業の設備投資を背景に低水準で推移。負債総額は21・9%減の1兆5551億円で2年連続の減少となる。人手不足を主な原因とする倒産が106件発生し、前年よりも47・2%増加している。

提供:建通新聞社