全国建設研修センターは1月16日、2017年度1級土木施工管理技術検定試験(実地試験)の合格者を発表する。17年度試験は前年度を3568人上回る3万1414人が受験し、9424人が合格した。合格率は30%だった。女性合格者数は前年度比44・3%増の723人だった。
実地試験は17年10月1日に全国13地区・28会場で行われた。学科試験の合格者数が前年度を大きく上回ったことを受け、実地試験の受験者数も12・8%増加した。
合格者の勤務先の属性は、知事許可土木が最多の41・8%で、大臣許可土木の26・4%が続いた。年齢別では、29歳以下が1940人で全体の20・6%を占めている。合格者に女性が占める割合は7・7%で、03年度以降で最も高かった。
合格者には、合格通知書を送付する。合格者の受験番号は同センターホームページや国土交通省地方整備局に掲示する。
提供:建通新聞社