厚生労働省は、病院におけるアスベスト使用実態フォローアップ調査の結果をまとめた。「アスベスト含有保温材」については、分析調査中とした病院が調査対象の7519病院のうち543(7・2%)あった。
「吹付けアスベスト等使用実態調査」では、対象とした6466病院のうち「吹付けアスベストなどがある場所を有する」病院が1315(20・3%)あった。このうち「ばく露の恐れのある場所を有する」病院が15(0・2%)あり、うち「ばく露の恐れのある場所が日常利用する場所である病院」(措置予定)が1(0・1%)あった。
「ばく露のおそれのある場所が日常利用する場所以外である」病院は14(0・1%)。このうち10病院は措置予定としたが、4病院は措置未定とした。分析調査中の病院も18(0・2%)あり、未回答も1病院あった。
アスベスト含有保温材などの使用実態のフォローアップも行った。
調査対象の7519
病院のうち「アスベスト含有保温材などがある場所を有する」病院が1290病院(17・1%)、うち「ばく露の恐れのある場所を有する」病院が113(1・5%)あった。
このうち、「ばく露の恐れのある場所が日常利用する場所である」病院が18(0・2%)あり、うち10病院が措置未定とした。
「ばく露の恐れのある場所が日常利用する場所以外である」とした病院も95(1・3%)あり、うち47病院は措置未定とした。
分析調査中とした病院も543(7・2%)あり、未回答も4(0・1%)あった。
提供:建通新聞社