全国建設研修センターは12月19日、2017年度の2級土木施工管理技術検定(学科試験のみ)の合格者を発表する。合格率が57・7%と前年度より23・3ポイント上昇した影響で、合格者数(種別・土木)は4398人と過去最多を記録。高校生の合格者数も2819人と同じく過去最多となった。今回は17年度から年2回実施する学科試験の1回目に当たるため、18年2月に実施される2回目の学科試験でさらに合格者数が伸びることが見込まれる。
17年度から学科試験を年2回実施することになった2級土木は、10月22日に1回目の学科・実地試験を行った。合格発表は、このうち学科試験のみの受験者を対象とするもので、学科・実地の受験者の合格発表は18年2月1日に行われる。
10月の学科試験のみの受験者数は7618人(種別・土木)で、うち5102人を高校在学中の受験者が占めた。合格者数は全体で4398人、うち高校生が2819人となり、いずれも過去最多を記録した。種別・鋼構造物塗装の学科試験のみの受験者は全国で7人いたが合格者はゼロ、薬液注入は受験者がゼロだった。
2回目の試験は18年2月25日に学科試験のみ(種別・土木)行われる予定。12月5日〜18年1月10日に受験申し込みを受け付けており、1回目の学科試験の不合格者も受験できる。
提供:建通新聞社