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　国土交通省は、社会人となってから技術・技能を学び直す「建設リカレント教育」の普及に乗り出す。技術者・技能者に生涯学習の機会を提供して技術・技能水準を高めてもらい、中小建設業の生産性向上につなげる。２０１７年度補正予算案に必要経費を計上し、研修プログラムを作成する教育訓練機関などを支援。映像やＶＲ（バーチャル・リアリティー）を活用して遠隔地でも研修を受けられる環境を整える。
　政府は、人づくり革命の柱として、現役世代のキャリアアップを促すリカレント教育に対する支援を抜本的に拡充する。国交省は、生産性向上が求められている建設分野でも、ＩＣＴなどの技術革新に対応した人材を育成する建設リカレント教育を推進する。
　ターゲットとなるのは、中小建設業の生産性向上を支える技能者・技術者。17年度補正予算案に必要経費を計上し、支援策を講じる。技能者向けには、教育訓練機関などに研修プログラムを作成してもらい、ＶＲや映像を使って都市部・地方部を問わず効率的に研修が受けられるようにする。技術者向けの研修プログラムも作成し、遠隔地で研修が受けられる環境を整える。

提供：建通新聞社