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2017/11/06

補正予算編成に着手 防災・減災対策も柱

 政府は、2017年度補正予算案の編成に着手した。安倍晋三首相は11月1日、第4次安倍内閣の初閣議で補正予算案を年内に編成するよう指示。補正予算の柱は「人づくり革命」と「生産性革命」となる見込みで、九州北部豪雨や台風の被害に伴う災害対応、再度災害の防止を図る防災・減災対策なども盛り込まれる見通しだ。
 安倍首相は、1日の会見で「2020年までの3年間を生産性革命・集中投資期間と位置付け、大胆な税制、予算、規制改革、あらゆる施策を総動員する」との決意を改めて述べるとともに、高校教育の無償化や介護人材確保、待機児童解消に消費増税で得られる税収を充てる考えを示した。12月上旬に政策パッケージをまとめる。
 17年度補正予算案は、18年度当初予算案と一体で年内に編成し、年明け1月にも開会する次期通常国会に提出する。担い手不足が深刻な中小・小規模事業者の生産性向上に対する集中的な支援、待機児童解消に向けた32万人分の保育の受け皿整備、災害対応、防災・減災対策などで関連予算を盛り込む。

提供:建通新聞社