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2017/10/20

統一土曜閉所運動を18年から展開

 日本建設業連合会(日建連、山内隆司会長)は、建設業の週休2日の実現に向けて、2018年度から統一土曜閉所運動をスタートする。18年度はまず毎月第2土曜日を統一閉所日にする。19年度はこれを第2土曜日と第4土曜日に拡大する。この運動を通じ、会員企業だけでなく、中小建設業や設備工事業、専門工事業などを含め業界全体に週休2日の機運を高めていきたい考えだ。
 日建連週休二日推進本部がこれまでにまとめた「週休二日実現行動計画試案」では、会員企業での22年4月の週休2日完全実現を目指すとした。同時に、週休2日の実現は、会員企業のみならず、地方・中小・職別建設業や、建設技能者を含む建設業に携わる全ての人の基本的な課題であり、意識改革が不可欠だと強調。
 日建連としては、関連業界団体に呼び掛けるとともに、ロゴマーク・キャッチコピーの普及と浸透、関連イベント(シンポジウム、推進月間)などを実施し、週休2日の実現に向けた業界全体の機運を高めるとした。
 統一土曜閉所運動はこれらの一環として実施する。行動計画試案では、19年度末での4週6閉所以上の実現を中間目標としており、この達成に向けた取り組みとしても展開する。
 統一土曜閉所運動の実施に当たり、関係各所に広報やポスターの配布などを行い、運動を周知する。また、会員企業の実施状況を確認し、運動のさらなる展開に必要な方策を検討する。

提供:建通新聞社