国土交通省は、7月に大臣官房官庁営繕部の優良工事表彰を受けた「中央合同庁舎第3号館改修(14)機械設備その他工事」の現場に、同工事に携わった技術者・技能者名を記載した銘板を設置した。銘板は、技術者・技能者の優れた功績を顕彰し、建設業で働くやりがいを感じてもらうために今回初めて設置したもの。若手の技術者・技能者にインフラ整備に従事する喜びを感じてもらい、離職を防ぐ狙いもある。
中央合同庁舎3号館の機械室に設置された銘板には、元請けのオーク設備工業の技術者に加え、この工事に従事した下請け企業の技術者(主任技術者以上)、技能者(職長級以上)42人の氏名が記載されている。
同工事の元請けであるオーク設備工業(東京都)の水島好人取締役東京支社長=写真=は「魅力ある設備工事業界の発展のため、決意を新たに職務に尽くしたい」と話した。川元茂大臣官房官庁営繕部長は「こうした取り組みが現場で働く方々の励みになり、担い手確保につながれば」と期待している。
提供:建通新聞社