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　鹿島（港区）は、施工部門でのさらなるＢＩＭ（ビルディング・インフォメーション・モデリング）の普及と高度化に向け、ＢＩＭ業務を専業とする新会社「グローバルＢＩＭ」を設立した。今後、施主や設計事務所などに対してもＢＩＭモデリングやＢＩＭコンサルティングなどのサービスを提供できる体制を確立し、日本初のＢＩＭサービスプロバイダーを目指す。
　日本で「ＢＩＭ元年」とされる２００９年以降、鹿島では施工現場へのＢＩＭの導入を積極的に進めてきた。13年にはクラウドサービスを活用したプラットフォームを世界で初めて構築。その結果、全国のＢＩＭ導入現場が飛躍的に増加したという。新会社は、施工段階でのＢＩＭ活用のノウハウとそれまでに蓄積した実績をベースに、建設会社だけでなく施主や設計事務所も対象にＢＩＭ関連のサービスを提供していく。
　また、鹿島が開発し社内で運用しているＢＩＭ施工計画アドオンソフトやＢＩＭプロジェクト管理アドオンソフトなどの社外販売も行う予定だ。

提供：建通新聞社