全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　国土交通省は「公共建築工事の発注者の役割」を解説するポータルサイトを立ち上げた。社会資本整備審議会の官公庁施設部会がまとめた答申に基づき、公共建築工事の発注者を対象に、技術基準や研修情報、相談窓口の一覧などを掲載している。
　官公庁施設部会の答申では、公共建築工事の発注者が技術職員不足で脆弱（ぜいじゃく）化しているとして、発注者が果たすべき役割を整理。具体的には▽計画立案時の事業部局との連携▽公共建築工事の発注と実施▽公共建築工事に関する説明責任の履行―の３点の役割を果たすべきとし、国交省に支援策を講じるよう提言した。
　ポータルサイトの開設は、答申を受けて国交省が講じる支援策の一つ。サイトには、発注条件の設定などに必要な技術基準の他、発注者向けの研修情報、相談窓口の一覧などを掲載している。
　ＵＲＬは、http://www.mlit.go.jp/gobuild/gobuild_tk6_000084.html

提供：建通新聞社