日本建設業連合会(日建連)は2月23日、2017年度の執行体制を内定した。13年度から2期4年にわたって会長を務めてきた中村満義氏(鹿島建設会長)が退任し、山内隆司氏(現・副会長、大成建設会長)=写真=が会長に就く。副会長は、建築本部長に押味至一氏(鹿島建設社長)が新たに就任。土木本部長の宮本洋一氏(清水建設会長)は留任する。
新執行体制は、23日の理事会で内定した。4月28日に開催する17年度定時総会・理事会での承認を経て、正式に決定することになる。
山内次期会長は、11年に日建連が発足以来、副会長・建築本部長として、野村哲也、中村満義両会長をサポート。23日の会見では、▽働き方改革▽海外インフラ輸出の推進▽東京オリンピック・パラリンピックへの対応―の三つを今後の課題として挙げ、日建連として特に力を注いでいく考えを示した
提供:建通新聞社