国土交通省は、外国人建設就労者受入事業の説明会を28日から全国8都市で開催する。すでに外国人建設就労者の受入実績がある特定監理団体や建設企業のほか、建設系の職種で技能実習生を受入れている監理団体・建設企業の参加を求める。制度の内容や申請手続きなどを解説し、同事業の活用を促すのが目的だ。22日まで参加申込を受け付ける。
外国人建設就労者受入事業は、東京五輪の関連施設整備などによる一時的な建設需要の増加に対応するため、2015年4月にスタート。3月末時点で日本に入国した外国人建設就労者は401人、認定を受けた特定監理団体は107団体だった。
今回の説明会は、同事業を利用し、すでに外国人建設就労者の受入実績がある特定監理団体や建設企業に加え、技能実習制度を活用している監理団体と建設企業にも周知するために開催する。11日に特定監理団体や建設系職種の技能実習生を受け入れている監理団体、建設業団体に参加を呼び掛けた。
22日までFAXで参加申込を受け付ける。問合せ先は土地建設産業局建設市場整備課 電話03(5253)8283、FAX03(5253)1555
説明会の会場と日程は次の通り。
▽東京(4月28日)―三田共用会議所(東京都港区)▽新潟(5月11日)―新潟美咲合同庁舎(新潟市)▽広島(5月16日)―広島合同庁舎(広島市)▽仙台(5月17日)―仙台合同庁舎(仙台市)▽名古屋(5月18日)―桜華会館(名古屋市)▽福岡(5月19日)―福岡第2合同庁舎(福岡市)▽高松(5月23日)―サンポート合同庁舎(高松市)▽大阪―調整中
提供/建通新聞社