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2015/11/09

重機オペレーター第1回訓練を開始

 建設業振興基金は、厚生労働省から受託した「建設労働者緊急育成支援事業」の中央拠点として、重機オペレーターコースの第1回訓練を開始した。5日、静岡県富士宮市の富士教育訓練センターで第1期生となる11人の入校式を行った。
 今回の訓練生は、北海道から四国まで全国から集まり、女性1人を含む。年齢層も20代〜30代が5人、40代〜50代が5人、60代が1人と幅広い。入校式後は、20日までの13日間にわたって、重機オペレーターとして機械土工工事に携わるために必要な知識と技能を学び資格を取得する。建設業振興基金では、訓練後に各団体の会員企業などを主なターゲットに就職を斡旋する。
 入校式では、建設業振興基金の永井仁一理事があいさつし、「重機オペレーターは建設業にとって欠くことのできない職種であって、工事現場で果たす役割は極めて重要。(訓練の目的である)建設業での就職がかない、建設業の担い手として活躍することを願う」と述べた。また、厚生労働省の藤浪竜哉企業内人材育成支援室長は「全員一緒に訓練を無時終了して、即戦力として第一線で活躍してほしい」と期待した。
 建設労働者緊急育成支援事業は、未就職者の建設業への入職を促進するため、人手不足が顕著な職種を対象に、求職者の募集・職業・就職あっせんをパッケージで実施する。

提供:建通新聞社