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2015/10/30

測量4団体が「地理空間情報フォーラム」

日本測量協会(日測協、矢口彰会長)、全国測量設計業協会連合会(全測連、野瀬操会長)、日本測量機器工業会(測機工、平野聡会長)、日本測量調査技術協会(測技協、岡部篤行会長)―の測量4団体は、11月26日〜28日の3日間にわたって日本科学未来館(東京都江東区)で開かれるG空間EXPO2015の中核イベントとして「地理空間情報フォーラム2015」を共同開催する。
 フォーラムの開催は、従来からの測量や計測という「測る」最先端技術を核として整備・構築した地理空間情報を用い、「調べる」「計画する」といった利活用技術をはじめ、その成果である3次元データや地図などの高度な表現技術を駆使した「見せる」「伝える」情報サービス技術まで、大きな広がりを持つ地理空間情報の世界を知ってもらうことが目的。
 測量4団体は、地理空間情報フォーラムを通じて、多種多様な地理空間情報に関する最先端技術の動向や利活用のノウハウに関する情報を提供。「地理空間情報分野を担う人材育成や交流につなげたい」考えだ。
 フォーラムは、G空間情報関連企業・団体・機関による展示とベンダーフォーラム、金沢工業大学と会場を4Kで結んでライブで行う学生フォーラムなどで構成。主催者である全測連は「知っ得!測量時事情報セミナー」を26日午前10時半から、日測協の「測量・地理空間情報 女性の技術力向上委員会」は、「輝け!女性技術者シンポジウム」と題したパネルディスカッションを27日午前10時から行う。
 展示会には、企業や国の機関など48社(機関)が出展。日測協の瀬戸島政博専務理事は「最新の製品・サービスはもちろんだが、人工衛星クイズやUAVの体感など数多くの体験型イベントを通して、近未来の地理空間情報社会を感じてもらいたい」と話している。

提供:建通新聞社