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2015/08/26

浜松など選定 コンパクトシティ調査でUR

 UR都市機構は、コンパクトシティの実現を目指して医療・福祉や商業施設など都市機能増進施設の整備計画策定、事業化検討を行う地方公共団体として、浜松市や宇都宮市など12都市を選定した。調査・検討は各都市との協力の下で2015年度内に行う予定。
 URでは、都市機能を適正配置した「コンパクトシティ」の実現に向けて、コーディネート業務や民間事業者・地方公共団体とのパートナーシップに基づく事業を展開している。
 今回の取り組みは、「コンパクトシティ実現のための都市機能増進施設の整備に係る調査」として、URによる都市機能増進施設整備計画策定や事業化検討を希望する地方公共団体(三大都市圏を除く政令指定都市、中核市、施行時特例市、県庁所在市)を対象とするもの。
 調査・検討を行う都市の選定に当たっては、▽コンパクトシティ実現に向けた方針の明確性▽実施する調査内容の具体性▽都市機能増進施設の整備にかかわる事業化へのUR活用の有効性―を基準とした。
 この結果、函館市、水戸市、宇都宮市、新潟市、富山市、松本市、岐阜市、浜松市、富士市、高松市、山口市、久留米市の12都市を選んだ。
 今後は駅周辺や中心市街地での低未利用地の有効利用、賑わい創出のための商業機能や、子育て支援、福祉機能などを誘導するための計画策定、または事業化検討を行うことになる。
 調査で得られた結果は、都市機能増進施設の整備など、地方公共団体のまちづくりに活用していく方針だ。

提供:建通新聞社