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2015/08/18

建設関連業登録 測量業が11年連続減


 国土交通省は、2014年度末(15年3月末)時点の建設関連業登録業者数を発表した。測量業の登録業者数は前年度比1・3%減の1万2115業者で、業者数がピークだった03年度末から11年連続で減少。建設コンサルタントは0・1%増の3947業者、地質調査業は0・5%増の1265業者と前年度から横ばいとなっている。
 14年度の新規登録業者は、測量業が340業者、建設コンサルタントが286業者、地質調査業が32業者だった。廃業・更新切れで登録を抹消された業者数は、測量業が497業者、建設コンサルタントが284業者、地質調査業が26業者だった。
 登録3業種の兼業状況をみると、専業業者は測量業で減少しているが、建設コンサルタント・地質調査業では増加している。測量業に占める専業業者の割合は76・3%で、測量業と建設コンサルタントの兼業業者が16・8%、測量業と地質調査業の兼業業者が0・6%、3業種の兼業業者は6・3%いた。建設コンサルタントの専業業者は26・7%、地質調査業の専業業者は26・9%を占めた。
 建設コンサルタントの部門別登録数(1業者最大21部門に登録可能)は、1部門のみに登録している業者が1900業者(48・1%)、2部門が769業者(19・5%)、となり、1部門か2部門に登録している業者が全体の67・6%を占めた。部門別の登録業者数で前年度からの伸び率が高いのは、「河川、砂防及び海岸・海洋」が2・9%増、「道路」が2・2%増、「鋼構造及びコンクリート」が4・2%増など。

提供:建通新聞社