先端建設技術センター(ACTEC、北橋建治理事長)が9月にタイ・バンコクで開催するセミナーで大手ゼネコンなど14者が技術発表することになった。5日には都内で参加者向け合同説明会が開かれた=写真。
意欲のある技術開発者の海外展開を支援するとともに、国内の技術を普及させることで海外の建設技術の向上につなげるのがセミナーの狙い。9月15〜17日に在タイ日本大使館で開催する。
技術発表を行う14者の担当者らが出席した説明会で北橋理事長は、「セミナーを成功させ、建設技術の海外展開支援という新しい取り組みを継続的に実施していきたい」と述べた。
セミナーの発表技術・テーマは次のとおり(国内企業のみ)。
▽URUP工法(大林組)▽BIM for Infrastructureの施工活用(大林組)▽DDBOX/ライン導水ブロック/ヒュームセプター(イトーヨーギョー)▽真空吸引圧送浚渫工法(早水組)▽陸上設置型フラップゲート式防潮堤「neo RiSe」(日立造船)▽HGS袋詰脱水処理工法(ハイグレードソイル研究コンソーシアム)▽泥土リサイクル技術「ボンテラン工法」(東北大学・森環境研究所)▽コンダクションナビ/マックスパーム(ライト工業)▽ノンステージング工法ほか(技研製作所)
▽V―JET工法(三信建設工業)▽情報化施工(西尾レントオール)▽SCM工法(ライト工業)▽F−Naviシールド工法(清水建設)▽SR―JP工法ほか(清水建設)▽走行型高速3Dトンネル点検システムMIMM−R(ミーム・アール)(パシフィックコンサルタンツ)▽テラマック(ユニチカ)▽MUDIX工法(マディックス工法)(伊藤忠建機)▽超軟弱地盤補強材D・BOX(パシフィックコンサルタンツ)▽HGS気泡混合土工法(ハイグレードソイル研究コンソーシアム)
提供:建通新聞社