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2015/03/25

全中建の要望を尊重 ※17施工パッケージ単価を改定

 全国中小建設業協会(松井守夫会長)の要望で、国交省が施工パッケージ積算方式の17施工パッケージ単価を改定―。実態調査で変化が認められた「土の敷均し締固め工」「現場打擁壁工」「小規模土工」など、小規模・維持工事を中心に3月11日、2012年度の導入後、初めて施工パッケージ単価を改定した。
 施工パッケージ型積算方式については、以前から全中建が、地方自治体が発注するような小規模工事にはそぐわないとし、規模や地区、発注時期による積算単価の補正を求めていた。昨年3月19日には、全中建の代表と国交省との意見交換も行われていた。
 松井会長は施工パッケージ単価の改定について「会員の声を反映した要望を真摯に受け止め、改善につなげていただいた。全中建として、応札現場の実情を踏まえ、具体的に要望してきた。スピード感をもって対応していただき、単価の改定を実現することができた」と要望活動の成果を強調した。

提供:建通新聞社