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2014/10/14

建設マスター389人を顕彰 

 国土交通省は10日、2014年度優良施工者国土交通大臣顕彰者(建設マスター)に対する顕彰式典を東京都港区のメルパルクホールで開いた。大塚高司大臣政務官が受賞者代表の町美差恵氏(片岡鉄筋・静岡県)に表彰状を贈り、建設マスターとして顕彰された389人の栄誉をたたえた。
 顕彰式典で大塚高司政務官は「社会資本整備の重要な担い手である建設産業の活力と魅力ある発展には、優秀な人材の育成と技術・技能の承継が欠かせない。顕彰を受けた建設マスターは、ものづくりの第一線で活躍し、後進の指導にも取り組んだ、まさにものづくりの名人″と称されるにふさわしい」と祝辞を述べた。
 受賞者代表であいさつした橋本幸博氏(橋本板金工業所・石川県)は、「長年の修業と先輩から受け継いだ技術を使うことで得られる達成感を後背に伝えることが建設マスターの大きな役割。今回の顕彰に慢心することなく、自己の技能と技術の向上、更新の育成に励み、建設業界の発展に微力ながら貢献したい」との決意を示した。
 式典では、受賞者の子どもらから寄せられた「ぼく・わたしから見たお父さん・お母さんの仕事」と題した作文も紹介された。

提供:建通新聞社