トップページお知らせ >中央ニュース

お知らせ

中央ニュース

2014/09/17

国交省次期資格審査 災害復旧実績を割増

 国土交通省は、直轄工事の2015・16年度競争参加資格審査について、技術評価点数(主観点で)災害復旧工事の受注実績を評価することを検討している。改正公共工事品質確保促進法(改正品確法)で「災害時における工事の実施体制の確保の状況等」を審査・評価する努力義務が発注者に求められたことに伴うもの。
 直轄工事の競争参加資格審査は、経営事項審査の評価点数(客観点)と技術評価点数(主観点)を加えた総合点数を算出し、資格等級を決める。
 技術評価点数は▽直轄工事の受注実績▽総合評価落札方式への参加実績▽都道府県工事の受注実績―から算出する。災害復旧工事の受注実績は、このうち直轄工事の受注実績に加算することを想定している。直轄工事の受注実績には、技術難易度の高い工事の実績のある業者を割り増して評価しており、同様の形で災害復旧工事の受注実績も評価する。
 15・16年度競争参加資格審査は、インターネット方式で11月4日〜12月26日にパスワード発行申請を受け付け、12月1日〜15年1月15日まで申請諸データを受け付ける。資格審査は15年3月上旬に終了し、各有資格者に通知される。
 
提供:建通新聞社