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2014/03/18

土木工事積算基準改定 4月1日入札から適用 国交省

 国土交通省は、改定した土木工事積算基準を入札書の提出期限が4月1日以降の工事に適用する。今回の改定では、インフラの老朽化に対応するため、維持修繕工事の標準歩掛のうち「切削オーバーレイ工」「道路除草工」「堤防除草工」の3工種を改定しており、改定した工種の直接工事費は従来と比べ最大7%上昇する見込み。また、施工箇所が点在する小規模な維持修繕工事の間接工事費率見直しでも、積算価格の上昇が見込まれる。
 2014年度の土木積算基準改定の主な内容は▽橋梁補修関係3工種の標準歩掛新設▽維持修繕工事3工種の標準歩掛見直し▽小規模な維持修繕工事の間接工事比率の見直し▽工事一時中止に伴う増加費用の算定方法見直し▽東日本大震災の被災地における復興歩掛の見直し―など。
 今回は、入札不調・不落の増加に伴う施工確保対策としての目的もあるため、見直しが予定価格の上昇につながるものが多い。例えば、維持修繕工事の標準歩掛を見直した3工種では、直接工事費を「切削オーバーレイ工」で4%、「堤防除草工」で2%、「道路除草工」で7%程度押し上げる効果があるという。約4000機種で改定した建設機械等損料も全体平均で2%上昇する。
 また、施工箇所が点在する小規模な維持修繕工事の間接工事費率の算定方法見直し、それぞれの箇所の間接工事費率対象額下限値の見直しで、共通仮設費や現場管理費も引き上げられる。
 基準は14年度の改定としているが、3月中に入札を公告した工事でも、入札書の提出期限が4月1日以降の工事には、改定後の基準を適用する。

提供:建通新聞社