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中央ニュース

2014/02/10

事業費1兆2593億を配分 国交省の13年度補正予算

 国土交通省は、2013年度補正予算の成立を受けて事業費ベースで総額1兆2592億9700万円に上る同省関係補正予算の配分額を決めた。直轄事業には5817億9800万円、補助事業には6774億9900万円を配分。このうち、契約前倒しの対象となる国庫債務負担行為(ゼロ国債)には、2379億1500万円を配分する。
 道路整備関係では、三大都市圏環状道路や空港・港湾へのアクセス道路の整備などの物流ネットワーク強化に248億5800万円、道路の防災対策(斜面・盛土など)や耐震対策などの道路の事前防災・減災対策に150億1900万円、国際競争力の強化や産業立地・振興などを図る代替性確保ネットワークの整備に574億3900万円、道路の老朽化対策に521億2600万円などを計上。
 河川整備関係では、河川堤防の緊急点検結果に基づく緊急対策や土砂災害が発生した地域の災害の再発防止対策などに966億9300万円、河川管理施設(排水機場、水門、樋門・樋管、護岸、ダム設備など)や砂防設備などの更新・補修に302億2300万円を盛り込む。
 地方自治体が行う社会資本整備に対する社会資本整備総合交付金に2705億円、インフラの老朽化対策と事前防災・減災対策を支援する防災・安全交付金には3632億円を計上し、各都道府県の配分額も決めた。
 官庁営繕関係では、官庁施設の耐震化対策に4億8900万円、官庁施設の老朽化対策に5億7400万円の合計10億6300万円を配分。このほか、国営公園の老朽化対策などに21億円、街路事業には25億円を盛り込んだ。

提供:建通新聞社