トップページお知らせ >中央ニュース

お知らせ

中央ニュース

2014/01/08

太田国交相「実感と未来の1年に」

 太田昭弘国土交通相は7日の閣議後の記者会見で「『実感』と『未来』をキーワードに着実に取り組みを進めたい」と2014年の抱負を語った。東日本大震災の復興、経済再生、防災・減災に実感が得られる年とするとともに、2050年までの長期的な視野に立った「国土のグランドデザイン」をまとめることで「(従来の)対応型から未来を志向するスタートを切りたい」と述べた。
 太田国交相は、安倍内閣の政策の3本柱である「被災地の復興の加速」「景気・経済の再生」「防災・減災をはじめとする危機管理」について「国交省が主導的に働かなくてはならない」と同省の役割の重要性を強調。
 このうち、防災・減災については「南海トラフ地震や首都直下地震の発生が懸念される中で、『防災・減災』『老朽化対策』『メンテナンス』『耐震化』を公共事業のメーンストリームに据え、さらに本格的に施策を進めたい」と語った。
 また、公共事業における資材・人手不足の問題に対しては「現場を調査し、きちんと予算を執行できる体制を整えたい」との考えを示した。

提供:建通新聞社