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中央ニュース

2013/05/07

前年同月比3・8%増の378万5000d

 セメント協会(矢尾宏会長)は、3月のセメント需給実績をまとめた。3月の国内販売高は前年同月比3・8%増の378万5000dで、3カ月連続で前年実績を上回った。
 国内販売高は、全11地区のうち、復興が本格化している東北が31%増の35万6853dとなったほか、北海道(7%増)、関東一(4・7%増)、東海(5・6%増)、近畿(0・9%増)、中国(3%増)、九州(4%増)が前年比プラスとなった。一方で関東二(4・8%減)、北陸(11・5%減)、四国(4・3%減)、沖縄(0・9%減)が前年比マイナスとなった。
 2012年度の国内販売高の累計(12年4月〜13年3月)は4375万4000dで4・4%の増加となった。東北が35・2%増の406万5643d、四国が5・4%増の172万7480d、九州が4・3%増の514万1566d、近畿が3・3%増の589万4277dなど国内11地区のうち9地区で前年比プラスとなった。前年と比べマイナスとなったのは、北海道(1・1%減)と北陸(1・2%減)の2地区だけだった。
 3月の輸出販売高は前年比8・8%減の81万9000dとなり、2カ月連続で前年実績を下回った。国内販売高と輸出販売高を合わせた合計販売高は前年比1・4%増の460万3000d。期末在庫については7・3%増の413万6000dとなった。

提供:建通新聞社