登録基幹技能者の有資格者数(2013年3月末現在)が、前年3月末時点より5230人多い3万9043人となった。基幹技能者制度推進協議会(向井敏雄会長)が12年度末までの短期目標としていた3万6707人を2336人上回った。
短期目標に対する13年3月末時点での達成率(育成率)は106・4%。登録基幹技能者制度は、08年度に旧基幹技能者制度から現行の登録制度に移行して13年度で5年目を迎えるが、この間に21団体が合計424回の特例講習を実施。旧制度の有資格者3万0773人のうち特定講習を受講した2万0598人(66・9%)が新制度での有資格者として認められている。
13年3月末現在、養成した登録基幹技能者数が短期目標を上回っているのは▽登録電気工事(育成率118・4%)▽登録橋梁(111・3%)▽登録コンクリート圧送(105%)▽登録建設塗装(101%)▽登録左官(128・2%)▽登録機械土工(224・3%)▽登録圧接(107・6%▽登録鳶・土工(166%)▽登録内装仕上(125・5%)▽登録サッシ・カーテンウォール(124・8%)▽登録エクステリア(237・1%)▽登録外壁仕上(123・2%)▽登録ダクト(100・5%)▽登録冷凍空調(320・7%)▽登録運動施設(106%)―の15登録基幹技能者。
推進協議会は、育成者数の中期目標(13年度末まで)を4万4073人、長期目標(19年度末まで)を5万0594人、最終育成目標数を7万1694人としている。
提供:建通新聞社