復興庁は、復興交付金の5回目の交付可能額を決めた。8県の72市町村に2540億円(うち国費1998億円)を配分するとしており、被災3県では宮城県に1658億円、岩手県に510億円、福島県に349億円を交付する。主な事業は、災害公営住宅整備事業に535億円や防災集団移転促進事業に327億円など。
県別の事業費は▽青森県1億3000万円▽岩手県510億3000万円▽宮城県1657億6000万円▽福島県349億4000万円▽茨城県10億8000万円▽埼玉県2億5000万円▽千葉県3億2000万円▽長野県4億6000万円―とする。
事業別では、災害公営住宅整備事業で、21市町村が着手する1900戸分の事業費に535億円を配分。防災集団移転促進事業には327億円を交付し、6市町村が実施する5000戸分の事業に対応する。
このほか、水産・漁港関連施設整備事業に407億円、津波復興拠点整備事業に282億円、市街地液状化対策事業に6億円、造成宅地滑動崩落対策事業に3億円などを配分する。
提供:建通新聞社